幸いこれは現在もサービスとして継続中です。
食事画像解析の後は、改めてビデオの解析技術に取り組みます。主に放送局を想定顧客としたこの技術は、テレビ東京、日本経済新聞社と共同で2018年の国際放送機器展に出展したりしました。
残念ながらその後プロジェクトは終了しましたが、技術資産は一部別の用途で活用されています。
その後、さらに異なる分野での開発業務に従事し、2024年3月に退社となりました。
特許というと何か特別なことのように聞こえるかもしれませんが、企業で研究開発部門にいると特許を取ることは業務の一環です。
J-GLOBALというサイトで自分の名前が発明者に載っている日本国内の特許を調べたところ、登録案件 (特許として認められたもの) は41件、公開公報には載ったものの特許として認められなかったものも含めると97件ありました。この数には自分が筆頭発明者でないものも含まれますし、今では切れてしまったものもたくさんありますが、まあこんなものでしょうか。
以上、私のソニーにおける37年を公開された情報で振り返ってみました。今書かなければこの先書くことは難しいだろう、ということでまとめてみましたが、まとめることで思い出したこともいくつかあったりして、やってよかったと思っています。今後「ソニーにいたそうですけど何やってたんですか?」と誰かに聞かれたら「ここを見てください」と言えば良いですし。
誰かの参考になるような話ではないと思いますが、記録として残しておきます。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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“ソニーでの37年を振り返る (後編)” に対して3件のコメントがあります。