1978年は “International Broadcasters’ Year” だったようで、その記念のカードです。
こんな風に3種類のカードが手元にあるのですが、残念ながらどれも裏には一切データが書かれていません。
番組プログラムも送ってくれていたのですが…
とにかく裏が空白のベリカードが残念でした。でも当時のことは記憶が曖昧で、単に先方が経理節減か何かでデータ入力を省略していたのだろうと思っていました。
今回、当時送られてきたものを整理していてこんなレターを発見しました。
今回改めて読んでみて当時の事情が判明。予算削減により、データをプリントしたベリカードの発行は停止することになった、と書いてあります。
その上で、ベリカードに関する新たなポリシーが書かれています。重要な箇所を拡大してみます。
「ベリカードの発行は1976年春まで停止し、そのタイミングでリスナーにはプログラムとともに裏面空白のベリカードが送られる。受信証明が欲しいリスナーは、受信した番組内容を含むデータを自分で記入して封書で RCI に送ると、局側で内容を確認の上返送してもらえる、以後毎年同様のことが行われる。」とのこと。
なるほど!それで手元に裏面空白のベリカードばかりあったのか!
多分当時は全然わかっていなかったですね。一通でも送っていればちゃんと受信を証明するカードが残っていたはずなのに…。40年弱の時を経て明らかになった真実でした。
Wikipedia によれば RCI は2012年に短波放送を廃止し、現在はポッドキャストで番組を配信しているようです。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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