マイお猪口で!十六夜お月見バンドネオン舟遊び (2025/10/07 東京・日本橋 舟遊びみづは)
今回は写真多め、文体緩めで。
旧暦の8月16日にあたる10月7日、屋形船で十六夜の月を愛でながらバンドネオンの響きを楽しもう、という企画がありました。日本橋の舟遊びみづはさんによるもので、バンドネオンの演奏は仁詩さん。「マイお猪口で!」という言葉でおわかりの通り、冷やおろしの利き酒も楽しめてしまう、という最高の催しです。友人が見つけて予約してくれました。
18:30過ぎに日本橋の船着き場からいざ出発。隅田川に出て眺めは最高。

船首にはすすきの穂とお月見団子。生憎の曇天で月は見えませんが…

テーブルの上には美味しい茶巾寿司弁当と選りすぐりの冷やおろし。

浜離宮に入っていよいよ仁詩さんのバンドネオン船上ライブ。背景がゴージャス!

タンゴに使う楽器として知られるバンドネオンですが、この日は映画音楽等も交えてソロでその魅力をたっぷりと。1曲目が「ムーン・リバー」なんてまさにこの企画にぴったり。浜離宮の入江はとても静かで、虫の声に囲まれてバンドネオンの音色を堪能しました。結局残念ながら月は顔を出さなかったけど。ここで7曲ほどが演奏されました (下に曲目リストあります)。
一旦演奏を切り上げ、浜離宮を出て川上り。ちょっと雨も降ってきたりしましたが、参加者からバンドネオンについて仁詩さんに質問が飛んだりして、和やかな歓談タイム。
和菓子も出てきました。左は和三盆?かと思いきや実はラムネ。右はとらやのようかん。

日本橋川で最後の演奏タイム。写真は日本橋の一つ手前の江戸橋。

上に高速道路や橋があるので、先ほどまでの開放空間での響きとは全然違います。一番響きの良い江戸橋下にしばし停船して「リベルタンゴ」。さっきの虫の声とは打って変わって都会の喧騒が背景音なのも雰囲気ぴったり。曲が終わると日本橋の船着場に帰還。
そんなわけで美味しく楽しく心地よく、日本酒とバンドネオンを存分に満喫しました。仁詩さんはこれまでも何度かみづはさんの船で演奏してきたそうで、今後も同様の企画はあるのではないかと思います。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
マイお猪口で!十六夜お月見バンドネオン舟遊び
日時:2025年10月7日(火) 18:30~
主催:東京・日本橋 舟遊びみづは
出演:仁詩 (bn)
曲目:
【浜離宮パート】
- Moon River ムーン・リバー (Henry Mancini)
- Tango pour Claude クロードのためのタンゴ (Richard Galliano)
- Love Theme from The Godfather – Cinema Paradiso – Love Theme from Sunflower ゴッドファーザー愛のテーマ〜ニューシネマパラダイス〜ひまわり (Nino Rota – Ennio Morricone – Henry Mancini)
- Milonga de mis amores 我が愛のミロンガ (Pedro Laurenz)
- また君に恋してる (森正明, 松井五郎)
- 懐かしの帰り道 (仁詩)
- Oblivion オブリビオン (Astor Piazzolla)
【川上り・橋の下パート】
- 風の通り道 (久石譲)
- Libertango リベルタンゴ (Astor Piazzolla)
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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