やっぱり全然覚えてない…
で、それより自分でびっくりしたのがもう一枚のカード。
受信日時は日本時間で1981年3月16日の02:10~、周波数は1134kHz。中波じゃないですか!送信所はカルカッタ。
1134kHzは文化放送の周波数で、札幌でも普段の日の夜間は完全に文化放送しか聞こえませんでした。でも月曜の0時過ぎから早朝までの間は国内中波局が停波するので、普段国内局に埋もれて聞こえない海外の放送局を聴くチャンスなのです。確認したらこの日付も月曜日。やっぱり!
もっとも、当時の雑誌「短波」を確認してみたら、この周波数のオール・インディア・ラジオは結構よく聞こえる部類だったようで、すごく珍しい受信の記録というわけではありませんでした。
例によって現状はWikipediaを参照しました。
オール・インディア・ラジオはアカシュヴァニAkashvaniとも呼ばれているようです。「空からの声」を意味するサンスクリット語で、1956年にこの放送局のオンエア名として使われているようですが、BCLブームの頃はこの名前を聞いたことはありませんでした。
現在海外向けには27の言語で放送されているそうです。遠距離向けの短波放送、近隣諸国向けの中波放送に加え、短波でDRM (Digital Radio Mondiale) という方式のデジタル放送も行っているとのこと。またインターネット経由でも聴くことが出来ます。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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