右翼と左翼

確かに右翼、左翼の区別というのは、明確なようでいてよくわからない部分も多い。で、この本を読んでみた。

右翼と左翼 (幻冬舎新書)(浅羽 通明)

なるほど、だいぶわかった気がする。
右翼、左翼という概念の誕生から現代に至るまでの、両概念の変遷がたどられており、さらに日本特有の歪み、捻れについても論じられている。たとえば、反戦・平和主義は何となく左翼のイメージがあるが、これはなぜか。旧ソ連など、強力な軍隊を持った社会主義国であったが、彼らは右翼なのか。など。
右翼と左翼の対立を越えた先についても意見が述べられており、これも興味深い。
[posted on 2007-07-16]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

映画

前の記事

難民映画祭
卓球

次の記事

当面の課題