TANGO 喜多直毅 (vn)、青木菜穂子 (pf)、田中伸司 (b)、北村聡 (bn) (2005年9月21日、東京・大塚 GRECO)

久々のライブ鑑賞。大塚のGRECOに行くのも何年ぶりか。
それにしてもなかなか興味深い顔合わせである。喜多さん、青木さんは初めての共演だった模様 ← 訂正: タンゴ以外では一度共演の機会があったとのこと (tokunaga さんがコメントに書いて下さったのを今ごろ追記 2007-11-27)。それぞれが準備した譜面を持ち寄ってプログラムを構成したそうで (北村さん持参の譜面もあったようだ)、曲目も面白かった。以下思い出せる範囲でつらつらと感想。
[2005-07-27-2]、[2005-05-22]でも書いたが、青木さんの編曲は原曲を生かした上でのモチーフのふくらませ方が素晴らしい。これまでライブやCDで聴いてきた「ティエラ・ケリーダ」「想い出」「秋のテーマ」などに加え、この日初めて聴いた古典曲「ラ・カウティーバ」は、明快かつ清新な解釈が非常に良かった。
「ドン・アグスティン・バルディ」(喜多さん持参譜面かな?) は、オラシオ・サルガンのアレンジをベースにしたもの。対旋律との絡み方やシンコペーションの面白さが極めて魅力的で、このアレンジはそのまま忠実に再現するのが正解だろう。
第2部前半では、デュオやトリオによる演奏が何曲か。喜多+青木の「ロス・マレアードス」は喜多さん渾身のソロが素晴らしい。青木+田中+北村の「ミロンガ・センティメンタル」、田中+北村の「デル・バホ・フォンド」、喜多+田中+北村の「エラモス・タン・ホベネス」では北村さんのバンドネオンが好演 (この3曲は北村さん持参の譜面かな?それにしても渋い曲目)。「デル・バホ・フォンド」では田中さんの重厚な音色も素晴らしかった。
唯一タンゴ系でない曲「ワルツ」 (鬼怒無月・作)、熱い演奏の「ボルドネオ・イ・ノベシエントス」「天使のタンゴ」、喜多さんの個性的な編曲が秀逸な「夜のプレリュード」も聴き応え十分であった。

  • 2005年9月21日 20時〜 於東京・大塚 GRECO
  • ヴァイオリン: 喜多直毅
  • ピアノ: 青木菜穂子
  • コントラバス: 田中伸司
  • バンドネオン: 北村聡

(追記)
tokunagaさんのblogに同ライブに関する言及あり。また、eijiさんのblogにはセットリストが記載されていて、上記以外にも当日演奏された曲目がわかる (僭越ながら一部について訂正をコメント)。

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  1. 泉野正人 より:

    えェ―っ 喜多さんと青木菜穂子さんと 演ったんですか? 観たかったすっ 喜多さん いいっすもんね!

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