よしむらのブログ


[音楽][ビデオ][CD] ロックとわたくし

6月9日はロックの日なんだそうな。というわけで、急遽思い立ってロックについて書いてみることにした。書き終わる頃にはロックの日は終わっていると思うけど、この際そういうことは気にしないのだ。

先月46歳になった中年のオジサンとしては、70年代ロックをリアルタイムで聴いていてもおかしくないのではあるが、実際には先にタンゴと出会い、その後フォーク、ニューミュージックを聴いたり演奏したりするようになったのが中学の頃。それからおもむろにロックである。中学を卒業したのが1979年なので、ほとんど70年代が終わろうとしている頃にようやくロックと出会ったことになる。

レッド・ツェッペリン Led Zeppelin

ロックとして最初にすげー、かっこいー、と思ったのはレッド・ツェッペリンだ。「ブラック・ドッグ」「天国への階段」など名曲の数々。ブルースを基調としながらも、民俗音楽を取り入れたりして単なるロックンロールにはとどまらない音楽性がすばらしかった。個人的に今でも大好きなのが、"The Song Remains The Same"(永遠の詩)という曲。彼等のドキュメンタリー映画のタイトルにもなった曲である(1973年のマジソン・スクエア・ガーデンでのライブ、映画は1976年公開)。次の映像はその映画から。2:15あたりから曲が始まる。

クイーン Queen

クイーンは小学生の頃ラジオの洋楽番組で"Killer Queen"を聴いて知っていたけど、その時点ではロックバンドだとは思っていなかった。中学のときに出たアルバム"Jazz"を、そのタイトルに引かれて聴いてみてファンになった。その後FMで「ボヘミアン・ラプソディ」を聴いてノックアウト。

ヴァン・ヘイレン Van Halen

高校に入ってまもなく(1979年)友人から聞かされたのがヴァン・ヘイレンのファーストアルバム『炎の導火線』。1曲目の「悪魔のハイウェイ」で、ハードロックのくせに(?)コーラスがハモっているのにびっくりしたのもつかの間、"Eruption"(暗闇の爆撃)で呆然。なんだこれ…。当時はライトハンド奏法なんて知らなかったので、音だけ聴いてもどうやって弾いているのかまったく見当もつかなかった。続く"You Really Got Me"がまたかっこよすぎ。

これは1998年の映像。既にデビューから20年も経った貫禄のエディーが弾きまくる。

ボストン Boston

ちょっとずつロックやフュージョンを聴きつつ、自分ではオフコースのコピーバンドをやっていた高校生の頃。彼らの"Three and Two"というアルバムに収録された"Save The Love"というドラマチックなロックナンバーが大好きだったのだが、ある日友人から「これはボストンのパクりだ」と指摘されてショックを受ける。そんなこと言うなら聴いてやろうじゃないの、というわけで聴いてみたのがアルバム"Don't Look Back"。…いや、パクりでは、ない(と思う)。が、影響を受けたことは間違いない。ディストーション・ギターの音の洪水、スピード感あふれる展開、水も漏らさぬ完成度は衝撃的だった。

美しいバラード"A Man I'll Never Be"は思わず涙してしまいそうな名曲。

キング・クリムゾン

プログレとかいうロックのジャンルがあるらしい、ということはギター雑誌などで知ったものの、どういう音楽なのかよくわかっていなかった高校生の頃。エイジアを聴いて「そうか、これがプログレか」と思っていたら友人から思い切り否定されたりして。そんな頃、キング・クリムゾンが再結成された(1981年)。形骸化したプログレではなく真にプログレッシヴな音楽だ、などと書かれているのを見て聴いてみたら、なにやら気色悪い。けど思い切りはまった。

"Frame By Frame"のスタジオライブ。

"Discipline"のビデオクリップ。

アラン・ホールズワース

以後大学時代は、ロックに関してはプログレ寄りのものを多く聴いていた(ただしタンゴやジャズ、フュージョンと平行してのつまみ食いで、深く聴き込んではいない)。中でも気に入って追いかけていたのがアラン・ホールズワースというギタリスト。先に登場したヴァン・ヘイレンは、アラン・ホールズワースのフレーズをコピーしようとしてどうしても左手だけでは運指がまかないきれなかったため、右手も使って弦を押さえる奏法を編み出し、これがライトハンド奏法になった、とか。ゴング、ソフトマシーン、ブラッフォードなどいろいろなバンドに在籍しながら、どこでも大体アルバム1、2枚録ると脱退してしまう、という経歴で、一時は仕事がなくてギターのリペアマンをしていたこともあったらしい。借金して"i.o.u."(I owe you = 借用書)というアルバムを自主制作し(1985年?)、そこからようやくソロ活動が軌道に乗って今日に至る。とんでもなく速くしかも滑らかなフレージング、うねうねとピッチを揺らすアーミング、異様な音使い、と、はまると抜けられない魅力を持ったギタリストである。

げ、ソフトマシーンでの映像。ここまで来るとジャズだわな。それにしてもYouTube恐るべし。

終わりに

一応自分なりのロック史をたどってみようと急遽思い立って書いてみたのだが…構成を考えず思いつきで書くとこうなってしまいます、というようなまとまりのない文になってしまった。

とはいえ、ロックの日の次の日に入って既にだいぶ経っているこの時点で、ここまで書いたものを没にするのも忍びなく、えいやと公開してしまうことにする。

[Posted on 2009-06-10]

2010年12月11日 02:56更新

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