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アラン・ホールズワース(2001.11.16)


よしむらのページ音楽的実演鑑賞の記録:アラン・ホールズワース(2001.11.16)


データ

曲目

わかる分だけ…

第1部

第2部

アンコール

所感

ジャズ/ロック系では私の最も好きなギタリストであるアラン・ホールズワースの公演。先ごろリリースされた新作"FLATTire"は、Synthaxeの多重録音によるやや内省的な傾向の作品であったので、トリオ編成での今回のライブの内容がどのようなものになるのか興味深いところであった。

ステージに現れたアランはおもむろに眼鏡着用。なんだか学者みたいな風貌であった。1曲目、いきなりFLATTire収録曲!アルバムの中では最もジャジーな曲で、全編ギターで演奏しても全く異和感はなかった。2曲目はアルバム未収録の新曲と言っていたように思うが、曲名は聞き取れず。3曲目の"Above and below"を演奏する際に、「最新アルバムの"16 men of tain"に収録されている曲」というような紹介をしていた。"FLATTire"は日本に入っていないと思っているのかな?とにかくコードの響きが美しい。4曲目"Water on the brain"はデイヴ・カーペンターを大々的にフィーチャー。5曲目は曲名がわからないが、6/8拍子でスタートし、終盤には"Shallow sea"と同様のコード・シーケンスが登場する曲。

2部は"Texas"の印象的なコードでスタート(若干記憶があいまいだが、そうだったと思う)。2曲目"Protocosmos"は何度聴いてもかっこ良い。"0274"も素晴らしい。ただ、その後はよく知らない曲が続いたりしたせいもあって、私の方で集中力が切れてしまった。壮絶なソロの嵐の中でただ呆然。

アンコール"Shallow sea"は導入部と終盤のコードシーケンスは短縮版。最後の最後のキメでアランはミスってしまったようで、笑いながら"Sorry about that"と言っていた。

全体に、アランのコード弾きの美しさと切れ味が素晴らしかった。ソロについてはもう何も言えません。すごいの一言。

デイヴ・カーペンターはベースラインだけでなくコードもかなり弾いていたのが印象的。なんだかガット・ギターでも弾いているみたいな弾き方であった。

一部の曲で、デイヴ=ジョーのリズムのノリがロックともジャズとも何となく違うような部分があった。そこはかとなくサンバやラテンを感じさせるような…。

と、まあ感想以下のレベルのコメントだが、あくまで「記録」ということでご勘弁を。

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