キース・エマーソンへの手紙 Vol. 2 〜 黒田亜樹、神田佳子 (2005年7月7日、東京・六本木 スイートベイジル STB139)

またまたずいぶんと時間が経ってしまってからの感想ながら…
昨年の企画 [2004-07-19-2] の続編。ますますパワーアップしたとても刺激的なライブであった。第1部のハイライトは「ピアノ協奏曲第1番」の全楽章完奏。これにも圧倒されたが、その前に演奏された「ホウダウン」 (コープランド作だったのね、知らなかった) の超快速プレイは凄かった。神田さんのタイトなドラミングも快感。
第2部の「展覧会の絵」は、「バーバ・ヤガーの小屋」「キエフの大門」をピアノとパーカッションで (昨年のアンコールと同様のアプローチ)。二人の相乗効果でグイグイ押してくる演奏は、CD [2004-05-02] の存分に間を取った演奏とはかなり違った印象になるが、ロックな雰囲気のこの日のライブの中では一貫性がある。「ゴジラ」はこの日一番面白かったかも。そして「タルカス」。うーん、満足。

  • キース・エマーソンへの手紙 Vol. 2
  • 2005年7月7日 20時〜 於東京・六本木 スイートベイジル STB139
  • ピアノ: 黒田亜樹
  • パーカッション: 神田佳子

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