Astor Piazzolla (bn, arr), Gary Burton (vib), Fernando Suarez Paz (vn), Pablo Ziegler (pf), Horacio Malvicino (g), Hector Console (b)

ゲイリー・バートンとの共演。緊張感あふれる演奏が素晴らしく、何度聴いても飽きません。
ピアソラのタンゴには即興的要素がかなりあるのですが、ジャズのようにフォーマットを決めてアドリブソロがあって、というよりは、全員のアンサンブルの中で各パートが即興を盛り込む、といった感じです。ジャズの人であるゲイリー・バートンも、このCDではピアソラのキンテート（五重奏団）のアンサンブルに溶け込みつつ、随所で素晴らしいプレイを見せています。
この組み合わせで来日公演も行われ、これも素晴らしいものだったようなのですが、残念ながら私は見逃してしまいました。

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